【震為雷】無変爻
上旬【沢山咸】中旬【雷火豊】下旬【沢風大過】中筮得卦:艮兌離震巽兌
どうも、平尾です。
さて、2026年もいよいよ5月を迎えます。
以前から今年の年運については『60年に1度の猛烈な【火】の年(丙午)』であり、俺のように命式が乾ききっている人間にとっては、過酷な1年になるとお伝えしてきました。

そしてついに、その『丙午(ひのえうま)』の業火が本格的に牙を剥く、もっとも警戒すべき月がやってきたのです。
今回は特別編。
四柱推命の月運鑑定と、易占いの中筮法(ちゅうぜいほう)による月筮(げつぜい)を掛け合わせ、この5月という戦場をどう生き抜くかをお届けしますぜ。
【四柱推命】幻のオアシスと、炎上する人間関係
まずは四柱推命の観点から。
今月の干支は『癸巳(みずのと・み)』です。
俺の命式はただでさえ【火】と【土】が強すぎてカラカラに乾いた『火炎土燥(かえんどそう)』の状態。
そこに今年は『丙午』の太陽が容赦なく照りつけているわけですが……。
「おっ、ついに『癸(水)』」が来た! ようやく恵みの雨が降るぞ!!」
なんて喜んではいけません。
俺の日干である『戊(つちのえ=土)』と『癸』が結びつくと、『干合化火(かんごうかか)』という現象が起きます。
強烈な熱気によって水が瞬時に蒸発し、あろうことか俺にとって最大の忌神(いむかみ)である【火】のエネルギーに化けてしまうのです。
水蒸気爆発です。
怖いですねぇ……。
つまり、この月にやってくる『おいしい儲け話』『魅力的なオファー』、あるいは『救いの手』というなのオアシスはすべて蜃気楼。
手を出した瞬間に大炎上するトラップなのです。
それだけではありません。
現在の大運(だいうん=10年運)は【乙未(きのと・ひつじ)】
今年の年運はご存知【丙午】で、5月は【癸巳】
これら十二支(地支)【巳午未】が合わさると、これまた『南方火局(なんぽうかきょく)』という、最強の【火】の塊が出来上がる。
そして俺の月柱(生まれ月の干支)は【甲寅】
この【寅】と今月の【巳】が合わさると『寅巳の刑(いんみのけい)』という状態になります。
これは別名『無恩の刑』とも呼ばれ、『恩を仇で返される』という理不尽トラブルに巻き込まれる暗示なのですよ。
踏んだり蹴ったりやないかい…!
とにかく、四柱推命が表す星の配置が告げているのは、
「絶対に動くな。他人に期待するな。ただ冷徹にやりすごせ」
という、大変ハードボイルドな生存戦略なのです。
【易占(月筮)】逃げ話の【震為雷】
四柱推命がこれだけ警告しているんだから、易神さまは少し希望のある言葉をかけてくれんじゃないか?
そんな淡い期待を抱きながら、エイヤッ! と筮竹を割って5月の運勢を占ってみました。
そうやって出た卦は……?
【震為雷(しんいらい)】の無変爻(むへんこう)

【震為雷】とは文字どおり突発的な雷鳴のこと。
予期せぬトラブルやアクシデントが立て続けに起こり、普段は届かないところ(百里先)まで驚かすような事態を表します。
そして無変爻ということは、
「今月はこのテーマから一歩も逃げられない。状況を変えようとジタバタせず、ただ雷鳴に耐え抜くしかない」
という、易神さまからの強烈なダメ押しです。
生まれた瞬間(48年と2ヵ月前)に出された四柱推命の警告と、つい先ほど出した易占の結果が見事なまでにシンクロしていますなぁ。
占いって怖いよ、ほんと。
易経の解説書『大象伝(だいしょうでん)』に
「君子以て恐懼脩省(きょうくしゅうせい)す」
とあります。
雷鳴に驚き恐れ、自らを反省し、身を修める。
驕りや油断を捨て、姿勢を低くし、徹底的に自分を律せよ、ということですな。
【中筮法の醍醐味】三旬のプロセスが描くエグいシナリオ
さて、今日の占いに使った中筮法では、各爻を導き出した八卦を組み合わせ、長いスパンで経緯を見ることが出来ます。
……なにいってるかわかりませんよね?
ようは、1ヶ月の推移を『上旬・中旬・下旬』からなる三幕構成のストーリーとして読み解ける、ということです。
この読み解きが本当におもしろいんですよねぇ。
■上旬【沢山咸(たくざんかん)】

【咸(かん)】は直感や予感を
月初の段階では、まだ決定的な爆発は起きていません。
しかし、水面下でなにかが動き出している『違和感』を敏感に察知する時期です。
ここで重要なのは、安易に首を突っ込まないこと。
「あれ…?」
と思っても、軽口を叩かず、手を止めて状況を静観する。
これが第一関門です。
■中旬【雷火豊(らいかほう)】

【豊(ほう)】は盛大さ、エネルギーの極まりを表します。
果樹に実がなるように、機が熟す。
ここでいよいよ事態が急激に動き、多忙を極める『大炎上の戦場』と化します。
圧倒的なトラブルの中で、パニックになって足をバタつかせず、目を見開いてロジカルに本質を見極める。
ドラムでいえば、演奏が盛り上がってテンポが走りそうになるのをなんとか堪え、タイム感をキープするような感じですな。
ほんと、コレでよく怒られるんですよ…。
■下旬【沢風大過(たくふうたいか)】

【大過(たいか)】は、重圧が限界に達し、棟木(むなぎ)が撓(たわ)んで倒壊する寸前の状態を表します。
中旬の激務とストレスのツケがまわり、月末には心身のキャパシティが限界を迎えるのです。
ここで無理をして他人の荷物まで背負い続ければ、文字通り心がポキリと折れてしまう。
深い深呼吸で気を鎮め、背負いすぎた荷物を思い切って捨てる勇気が求められます。
開運アクション【水と金の強制補給】
どうです、この地獄のような5月のプロットは。
でも、事前に
「ここで炎上する」
「ここで重圧に限界が来る」
とわかっていれば、対策の打ちようもあるというものです。
今月意識すべきは物理的な【水】と【金】の強制補給。
コーヒーや酒ではなく、純粋な常温の水を大量に飲む。
休日は海や川などの水辺に行って、燃えさかる命式の熱を冷ます。
そしてイライラしたら、ドラムのシンバルや金物を思い切り叩いて、澄んだ金属音で五行のバランスを整える。
そういえば少し前に易の勉強会で、特定の周波数を出す音叉(クリスタルチューナーやゴールドチューナー)が精神を整えるのによいと聞いたばかりなので、そういうのもよさげ。
今月のテーマ【雷鳴の戦場を、祭器の酒を一滴もこぼさぬ冷徹さで生き抜け】
トラブルが起きても
「なんで俺ばっかり…」
と嘆くのではなく
「この衝撃は未熟さを焼き付くし、本当の強さを鍛え上げるものだ」
と受け入れる。
5月は決して取り乱さず、逃げ出そうともせず、ただ姿勢を低くして耐え抜く、ストイックさと冷徹さをもつ。
さて、厳しい1ヶ月になりそうですが、腹を括って迎え撃つとしましょう。
ではまた!
