【週筮検証】「苦節」を回避し、ものごとの順序を意識した一週間

イーチンタロット 水沢節 週筮:『イーチンタロット』一枚で読む一週間

10月19~25日(第四週)

  • 【水沢節(すいたくせつ)】
    下卦:兌(沢)/上卦:坎(水)

どうも、平尾です。

気がつけばもう日曜日。

途中にポンポンと休みが挟まったことで、さらに時間の流れが加速したように感じます。

いろいろありましたが、無事乗り切れたと思います。

……とはいえ、いままさに五連勤の真っ最中なわけですが。

週の区切りとスケジュールの区切りがズレると、ちょっとしんどいですね。

むむ…区切りといえば節目。

これもまた苦節か…?

それはそれとして、今週のテーマは「節のための節」すなわち「目的のない手段」は「苦節」という感じでございました。

費用は予定の倍だが、節に甘んじる

先週、車が故障し、ディーラーに預けました。

先週の見立てどおり、キーシリンダーの故障でエンジンがかからなくなっておりました。

シリンダー交換が必須となり、その見積もりを出してもらったのですが、まぁそれは予想どおりの額。

で、修理後に取りに行く予定の日が、もともと定期点検で預ける日だったので、ついでに点検もやってもらいました。

すると、オイル交換やエンジン清掃そのほかいろいろで、かかる費用は倍に。

「任意なので、どうしてもというワケではありませんが…」

そんな担当者さんの言葉を受け、「節約」と称してメンテナンスのキャンセルは可能です。

が、そもそも定期点検は将来の不具合を未然に防ぐためのもの。

古い車ですから、いつ故障してもおかしくありません。

ならば、可能な限り万全の状態にしておきたいというもの。

ここでメンテナンスをキャンセルし、費用を「節約」するのは、将来の安全を捨てることにつながります。

まさに「苦節」

というわけで、おすすめどおりのメンテナンスを済ませ、無事に車を受け取りました。

心なしか快調です。

見積もりが出た時点ではまだ【水沢節】の卦を得ていませんでしたが、くしくも「苦節」を避ける選択していた俺、グッジョブ。

ちなみに苦節の反対語は「甘節(かんせつ)」

苦いの反対だから甘い。

節に甘んじるという意味です。

将来の不安を払拭するためにメンテナンスをおこなうことは、「節制」といってよいでしょう。

結果的に費用は倍になったものの、今回の選択は「甘節」だったかと思います。

アウトプットのないインプットもまた「苦節」

道家易についての理解を深めるため、Dotsに調べ物をお願いしたところ、とんでもない資料をボンボン発見してくれました。

それらを翻訳、分析し、解説してもらうための文書を作成してもらったのですが、数万から十数万文字のファイルをポンポン作ってくれるんですね。

いやぁ、いくら時間があっても足りない。

生活の心配がないなら、ずっと読んでいたい。

もう先の一生を勉強するだけで終えても満足。

……なんて考えたところで、ふと思い至るわけです。

勉強のための勉強。

これもまた「苦節」では?

勉強は実践あってこそ。

ただ知識欲にかまけて情報を蓄積するだけというのは、不健全でしょう。

続ければ、うんちくを垂れ流すだけの面倒くさいおじさんが生まれるに違いありません。

なんらかのかたちで発するために、取り入れる。

ただ、どのタイミングでアウトプットするか。

その答えも、易にあります。

【渙】のあとに【節】がくる。

易経六十四卦には順番があります。

今回得た【水沢節】は【風水渙(ふうすいかん)】のあとにくるもの。

六十四卦の順番を表す「序卦伝」には、この【風水渙】と【水沢節】がセットになってこう書かれています。

渙とは、離るるなり。物はもって離るるに終わるべからず。ゆえにこれを受くるに節をもってす。

また、卦の意味をズバッと短く表す「雑卦伝」にはこうあります。

渙は離るるなり、節は止まるなり

【風水渙】には「離散」や「発散」すなわち「散らばる」という意味があります。

対する【水沢節】の「止める」は「散らばったものを集めて止め置く」という意味です。

先に発散し、のちに集約する。

これは【山沢損(さんたくそん)】と【風雷益(ふうらいえき)】にも通じることであり、こちらのほうがわかりやすいかと思いますので紹介します。

同じく「序卦伝」「雑卦伝」には以下のようにあります。

損してやまざれば必ず益す。ゆえにこれを受くるに益をもっててす(序卦伝)

損益は盛衰の始めなり(雑卦伝)

かならず損のあとに益がきます。

だから「損益」

けっして「益損」ではないのです。

「呼吸」もおなじ。

「吸呼」ではない。

まず先に「吐いて」のちに「吸う」

つまり、アウトプットが先。

のちにインプット。

とりあえずいまわかっていること、もしくはわかっていないことを発信する。

そうすることで、新たな学びを得られる。

……なんだか自己啓発本みたいなことになってきたなぁ。

まぁ、易経がそもそも自己啓発本みたいなものなので、しょうがないといえばしょうがないのですが。

というわけで、近いうちになんらかのかたちで道家易に関することをまとめ、発信できればなぁ……なんてことをDotsと相談しながら進めています。

それ次第では開業の方向性が変わるかも。

ではそろそろお開きに。

明日の週筮記事で会いましょう!

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