10月19~25日(第四週)
- 【水沢節(すいたくせつ)】
下卦:兌(沢)/上卦:坎(水)
どうも、平尾です。
今週の卦【水沢節】は、「沢」の上に「水」がある象(かたち)
湖や池など、沢の水が溢れもせず、涸れもせず、ちょうどよく収まっているという風景ですね。
「節」の字から、「節約」「節制」「節度」または「節目」などを表します。
節約や節制はよいが、それが「苦節」になってはいけない、と易経は説いております。
苦節とはなんぞや。
いきすぎた節制などで苦しい思いをすることは、もちろん苦節です。
が、道家易の経典「周易闡真(しゅうえきせんしん)」に、とても良い表現があったので紹介しておきましょう。
手段を目的としてはいけない
先週出た【水天需】にて、易における「水」は険難を意味するといいました。
易経六十四卦は別名「大成卦(たいせいか)」といい、八卦は「小成卦(しょうせいか)」といいます。
大成卦は小成卦が上下に2つ並んで構成されるわけですが、この上下を内外とみることも出来ます。
上卦=外卦、下卦=内卦です。
【水沢節】は「水」の中に「沢」がある象とも読めます。
易における水が険難なら、沢は悦びを表します。
険難の中に悦びを見出すことは、よい「節」です。
が、悦びをもって険難に向かうのは「苦節」だと、周易闡真は説きます。
節制のための節制、節約のための節約、そして意味のない節目。
これらはいかに楽しかろうと、「苦節」と見るのです。
ようは、目的と手段を入れ替えるな、というヤツです。
削れるものをひとつ削る。
残せるものをひとつ残す。
しっかりと目的意識を持ち、まずはこれくらいから始めればよいと、道家易は説いています。
なぜ道家易の話ばかりしているかというと、【水沢節】についてはまだ周易闡真しか読んでないからです。
なんのための「節」かを見極める
今週は珍しく2日休みがあります。
ただ、どちらも予定が入っています。
母を病院へ連れていく。
3ヶ月に一度の予防歯科検診。
ああ、その日には故障して預けてある妻の車をとりにいかなくては…!
バーチャルオフィスも明日には使えるようになりそうなので、開業の準備も進める必要があります。
そして週末からは久々の五連勤。
なにを削り、なにを残すか。
その見極めを誤ると、「苦節」が待っていそうな一週間ですな。
では日曜日の検証記事で会いましょう。
よい一週間を!
