日筮検証:【雷地豫】五爻【沢地萃】

どうも、平尾です。
今日の易は【雷地豫(らいちよ)】からの【沢地萃(たくちすい)】
【雷地豫】はお祭り騒ぎや怠惰、油断を表しますが【雷地予】と書くこともあり『予(あらかじめ)め』を意味する卦でもあります。
そして【沢地萃】は『集まる』ことを意味し、変化の先であるとともに、裏に隠れている(伏している)卦として出ました。
こうやって卦の意味を羅列するということは、いろいろあったということなのです。
慌ただしい朝にいろいろ「集まる」
現場に入ると生産ラインはある程度動いているのに人が少ない。
おそらく大半が奥の加工室にいるのでしょう。
人が少ないのにラインがそこそこ動いていと、静かなのに空気だけは慌ただしく感じます。
さっそく【雷地豫】の洗礼を受けた気分。
「残務処理やっといて」
と、例のごとく1人で2人ぶんの活躍をする工場長からの指示を受け冷蔵庫を見ると、結構な量の残務が。
半分……は、無理でも四割くらいは…!
とにかく現場に漂う妙な緊張感と慌ただしさに呑まれないよう、冷静に作業を進めます。
焦ったり急いだりしても、作業が早く進むわけではありません。
Slow is smooth, smooth is fast(ゆっくりはスムーズ、スムーズは速い)
というネイビーシールズ(米海軍特殊部隊)の言葉を胸に、丁寧さを意識しつつ作業を進め、四割五分ほど作業を終えたところでタイムアップ。
箱詰め商品の準備が整ったので、自ラインの作業を始めました。
そのあたりで作業場に人が集まりだし、生産ラインがフル稼働。
例の70分処理機へ7分に1回の搬入では間に合わず、作業場に処理待ちの台車がどんどん集まってきます。
【雷地豫】なお祭り騒ぎの裏で【沢地萃】が動いてますな、これは。
ただ、作業が一気に集中したためか、お昼くらいになると立て続けに作業が終わります。
易経の解説書『雑卦伝』に「豫は怠(おこた)るなり」とあるとおり、現場には弛緩した空気が流れ始めまたように感じました。
予防的油差しという名の筋トレ
今日は生産量がそこまで多くなかったおかげか、定時1時間半前には箱詰め作業が終わります。
さて、ここからなにをしようか。
廃棄品が溜まってるから、適当に分別作業でもするか。
と、まさに『怠』な感情がわき上がりつつあったそのとき、工場長がスプレー缶を手に登場。
なにも言わず、スプレー缶を掲げ、トンッと置き、去って行きます。
……はい、台車の油差しですね。
何度も説明しますが、床から数センチのところにある台車の車軸に油を差そうとすると、姿勢を低くしなくてはなりません。
腰を曲げるなんてとんでもないことなので、腰割りの要領で腰を落とします。
筋トレです。
50台×4の合計200回。
ありがとうございます。
ただ、前回の油差しから1ヶ月も経っておりません。

動きが悪くなっている台車もちらほらありますが、大半はスムーズに動きますし、ギィギィ音はするもののそこそこ動くヤツもあります。
おそらく今後を見越しての予防的な油差しという意図があるのでしょう。
『予め』備えておくということで、まさに【雷地豫】
最後の最後に発動した「怠」
下半身をいじめ抜きながらの油差しは約1時間で終了。
そこからキリのいいところまで残務をやって、残り10分。
ひさびさに掃除でもするか。
箱詰めラインは、日に段ボール箱を数百~千個扱いますから、紙ホコリが結構出ます。
ここ最近忙しく、まともに掃き掃除をできていなかったので、かなりの量が溜まっていてやりがいがありますぞー!
なんて作業をしていたところ、なにやら機械の駆動音が……。
まぁ工場ですから、現場の作業が終わっても換気扇やらなんやらいろいろ動いているので常に雑音はあるんですが、妙に近いところから聞こえるな。
と思ったら、箱のフタ締め機が動いてるー!!
これ、駆動音が小さくてつい見過ごしがちなんですが、しっかりと起動ランプが点いてましたわ。
最後の最後に油断から来る機械停止の怠りが判明するという、いろんな【雷地豫】に見舞われる1日でした。
音楽の儀式で完璧な伏線回収
帰宅後、少し時間の余裕があったので、リチュアル(ドラムの基礎練)を滑り込みでやりました。
【雷地豫】には音楽と儀式を楽しむという意味もありますからね。
音楽の儀式(リチュアル)で1日を締めさせていただいたというオチですわ。
ではまた明日!

