【答え合わせ】資材不足の急場しのぎはいつまでもつ?『地水師』から始まる、最悪なシナリオまでの易学シミュレーション

イーチンタロット 地水師 山水蒙 日筮検証:答え合わせと実践

日筮検証:【地水師】上爻【山水蒙】

【今日の運勢】戦場に立つような規律で『地水師』を乗り切れ。甘い誘惑を断ち切り、正しい休息だけを選ぶ大人の自己統制
【4月26日の運勢】※朝6時更新!六連勤の3日目。今日の易は「地水師」から「山水蒙」。連勤中盤で「自分へのご褒美」を求めたくなりますが、暴飲暴食や夜更かしといった悪癖(小人)に走れば体調(国)が崩壊します。正しい休息を選ぶための自己統制術です。

どうも、平尾です。

昨日の【雷風恒(らいふうこう)】は日常を表す卦ですから、本当になにごともありませんでした。

しかし今日の【地水師(ちすいし)】は戦争の卦。

きっとなにかあるに違いない。

なにもなければどうしよう……。

まぁ、それはそれでいいか。

なんて思いながら出勤したところ、さっそくありましたよ、異変が。

パッケージフィルム不足

とある商品のパッケージフィルムが、現状のペースで使い続けると足りなくなるとのこと。

フィルムの製造が追いつかないとのことですが、入荷予定が遅れているのか、そもそも目処が立っていないのかまでは不明。

とにかく、パッケージフィルムがこのままだと不足する。

そんなわけで、無地(透明)フィルムに賞味期限のみを印字するという方法で急場をしのぐ、とのことでした。

そして無地フィルム用に、色違いのラベルと原材料や製造者情報が印字されたケースはすでに用意しているとのこと。

なるほど、この事態を見越して、事前に準備していたわけですな。

段取りが重要となる【地水師】的な状況が、まさに今日現れたのでした。

困難を受け止める

【地水師】は【水】の上に【地】がある象(かたち)です。

このように、易の六十四卦というのは『上下』に分けることができますが、これを『内外』と見ることも可能です。

『上=外』で『下=内』となります。

易において【水】は『困難』を表し、【地】は『受容』や『柔軟』といった意味を持ちます。

つまり【地水師】は、内側にある困難を、外側で柔らかく受け止めている状態。

多少の困難やトラブルは許容範囲内というわけですな。

しかし変化の先は【山水蒙(さんすいもう)】ですから、先の見通しは立っていません。

PPバンドの使用を控える、無地フィルムでパッケージの消費を制御するという、急場しのぎ的な方法がこの先も有効なのか。

こういうときは、易の変化を見るといろいろわかってくるのかもしれません。

陰陽×3で構成される八卦

その前に、八卦の構成について少し。

この世界は【天】【沢】【火】【雷】【風】【水】【山】【地】の8属性で構成されている

と易では考え、これらを『八卦(はっか/はっけ)』と呼びます。

その『八卦』は、《陽》と《陰》を3つ重ねるようなかたちで出来ています。

たとえば【天】は、上から《陽・陽・陽》と《陽》が3つ、対極にある【地】は《陰・陰・陰》と《陰》が3つという構成です。

【天】の中位にある《陽》を反転させ《陽・陰・陽》とすれば【火】に、【地】の中位にある《陰》を反転させて《陰・陽・陰》にすると【水】になります。

この陰陽2パターンを3つ重ねる=2の3乗で全8通りになるわけですね。

ちょっとややこしいですが、これを軸に今後のプロセスを見てみましょう。

外側(上卦)の変化で見るプロセス

第1段階【地】+【水】=【地水師】

内に抱えた困難(水)に、どこまで対応できるのかを見ていきたいので、内側(下卦)はそのままに、外側(上卦)がどう変化していくかで、今後のプロセスを見たいと思います。

変化の先が【山水蒙】ですから、こういう見方がいいのかなと。

今日の卦は【地水師】の上爻。

上爻というのは一番上の位。

つまり上半分にある【地】の上位とも見ることができます。

ここを、反転させましょう。

・陰・陰》の上位が反転し《・陰・陰》になると、【地】が【山】に変わります。

内の【水】はそのままに、上が【山】になる=【山】の下に【水】があるので【山水蒙】のできあがり、というわけです。

第2段階【地】→【山】+【水】=【山水蒙】

【山水蒙】は、霧がかかって先が見通せないという意味の卦です。

つまり、いまの状況がいつまで続くかわからない。

急場しのぎ的な対応で大丈夫なのか、手探り状態というわけですね。

次は【山】を構成する《陽・・陰》の中位を反転させ、次の段階を見てみましょう。

《陽・・陰》これは【風】です。

第3段階【山】→【風】+【水】=【風水渙】

【風水渙(ふうすいかん)】はリセットや大転換を意味する卦です。

急場しのぎでは対応しきれなくなり、根本からやり方を変える、なんてことが求められるのかも知れません。

また【風】は『入る』ことを表します。

これは『浸透』とも読めます。

内に抱えた困難(水)が、表面にジワジワとにじみ出る頃合いでしょうか。

でも、まだ慌てる時期じゃあない。

次は《陽・陽・》の下位を反転し《陽・陽・》にしましょう。

これは先述した【天】ですね。

第4段階【風】→【天】+【水】=【天水訟】

【天水訟(てんすいしょう)】は、物事が思い通りに進まないことを意味します。

この卦のやっかいなところは、本来正しいとされる方法が通じないという点です。

急場しのぎで対応しきれなくなり、ガラリとやり方を変えてもうまくいかない。

本来ならうまくいくやり方なのに、それが通じない。

非常に厳しい状況です。


さて、3つすべての陰陽を反転させました。

これで終わりでしょうか?

とんでもねぇ、本当に厳しいのはここからだぜ…!

というわけで【天】の《・陽・陽》の上位を反転させ《・陽・陽》にします。

【沢】です。

第5段階【天】→【沢】+【水】=【沢水困】

【沢水困(たくすいこん)】は、底が抜けて【水】が漏れ出し、【沢】が涸れることを意味します。

第3段階の【風水渙】がジワジワとにじみ出るなら、これはドバドバと勢いよく漏れ出している状態です。

損失垂れ流し状態。

えらいこっちゃです。

しかし終わりのない苦しみはありません。

【沢】の《陰・・陽》の中位を反転し《陰・・陽》にします。

【雷】です。

これで終わりです。

最終段階【沢】→【雷】+【水】=【雷水解】

【雷水解(らいすいかい)】は文字通り『解決』や『解消』を意味します。

つまり、困難は『解消』され、問題は『解決』するのでしょうか?

……ここまでのプロセスを見れば、そんな楽観視はできませんね。

この卦には『解散』『解体』といった意味もあります。

ここまで言えば、みなさんもうおわかりですよね?


というわけで、なんとか第3段階あたりで乗り切りってほしいところですね。

ま、しがないハケンは与えられた仕事を丁寧にこなすだけでござんす。

ではまた明日!

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