日筮検証:【山地剥】三爻【艮為山】
どうも、平尾です。
「周りに流されず自分の持ち場を死守せよ」
易神さまからいただいた今日のメッセージを、そう読みました。
で、実際どうだったかというと、午前中はから他ラインの応援応援また応援で、自分とこのラインは新人さんに任せっきり。
午後からはしっかり自分の持ち場に戻れましたが。
ふむう……どうやら別の読み方がありそうですな。
崩れても問題なし
【山地剥(さんちはく)】は【山】の下に【地】がある象(かたち)です。
地面の上に山があるのは普通じゃないか、と思われがちですが、そうとも言えないのが易の面白いところ。
易における【地】をひと言で表すなら『柔順』
つまり、柔らかくなんでも受け止める包容力が特徴です。
そして【山】は『静止』
動かざることなんとやら、ですね。
山ですから、『大きい』『重い』そして『硬い』
そんな大きくて重くて硬い【山】の下に柔らかな【地】があればどうなるでしょう。
はい、崩れますね。
なので【山地剥】は『剥落』や『崩壊』を意味するのです。
そして今日のポイントである三爻のメッセージ(爻辞)
「之(これ)を剥(はく)す。咎(とが)なし」
今朝の記事ではこれを「流れに逆らい崩壊を逃れる。問題なし」と読みました。
なぜそう読むのかを説明するとすごく長くなるので割愛しますが、卦の形状やら儒家の解説やらを読み解くと、そんな感じになるのです。
ちなみに原文は「剝之无咎」の4文字だけ。
易の本文ってのはこんな具合にとにかく短い。
そこからいろんな要素を考慮すると、「周りが崩れ去っていくなか、自分と最上位だけは立場を維持する」みたいに読めるのですが、あえて原文だけを読んでみるのもアリです。
『之(これ)』がなにかはともかく『剥(はく)』は剥がれ落ちるとか、崩れ落ちるとかそういう意味。
『咎(とが)』が『无(な)し』なのだから、問題がないことに間違いはなさそうです。
なら、『剥(はく)す』をストレートに『崩す』と読んでみては?
「なんか崩れるけど問題なし」
こんな感じで読めば、なんとなく見えてきますね。
ええ感じに終わる
そして変化の先は【艮為山】
「艮は止(とど)まるなり」という言葉があります。
この『止まる』をどう読むか。
易経というのは儒教の経典である『四書五経』のひとつです。
同じく四書五経のひとつ『中庸(ちゅうよう)』に『止至善(ししぜん)』という言葉があります。
『至善(しぜん)に止(とどま)まる』すなわち、「いっちゃんええ状態をキープする」みたいな感じです。
なるほど、見えてきたぞ。
朝からいろんな場所へ応援にいかされるということは、いつものペースが崩れると見てよさそうです。
ですが午後からは自ラインでしっかり仕事ができました。
そこからは順調も順調。
ラスト10分を残して作業は終了し、久々に休憩代わりの掃除で終われました。
今日の易は前半が【山地剥】後半が【艮為山】
つまり、前半はいつもの調子が崩れるけど、後半ええ状態になるから問題ないよ、という意味だったのかなと。
いやー、易を読み解くのって難しいけど、本当に面白いですなぁ。
ではまた明日!


