8月28日(金)道家易日筮
- 本卦(現在の状況・土台):【坎為水】
- 変爻(本日の焦点・動的なエネルギー):【二爻】
- 之卦(向かいつつある傾向): 【水地比】
- 本日の予定:五連休最終日。猫のワクチン接種
- 現在の情況・心境:大仕事を終えてひと安心。明日からおそらく四連勤で少し憂鬱。
休みの最終日は、「ひと安心」を完成にしない
今日の卦の流れは、次の三つです。
- 困難の底に、本物の核が残っている
- いま得たものは、まだ小さい
- その核には、外からではなく内側から親しむ
大きな仕事のあとの安堵は、悪いことではありません。ただし、それを「もう大丈夫、完成した」と見なさないのが、今日の要点です。五連休の終わり、仕事の一段落、明日からの連勤の影。今日はそのあいだにあります。連休の最終日は、気力を前借りして明日に備える日ではなく、内側を静かに保つ日です。気合で締めくくり、連勤に備える読みは、この日の加減には合いません。
水が重なっている象
この卦は、水の上にまた水が重なった絵です。困難が続く状態を指します。ただし見方の核は、「暗い底に一点の明かりが残っている」ということです。
いまは突破して出る時ではありません。「険がある」と認め、それを信じる練習を続ける時です。信じるとは、険がないふりをすることではありません。憂鬱や疲れを敵にして払いのけることでもありません。あるものを、あると認めることです。
仕事を終えた安堵は、「中心はしっかりしているが、得たものはまだ小さい」という地点に近い。問題は、そこで「もう本に戻った」と取り違えることです。「今は険がある」と一度名指して、そこで止まる。今日は大きく出ない。
今日の心構え
- 満たさない。 休みを使い切らない。安心を完成させない。備えを万全にしない。
- 小さな練習でよい。 憂鬱が来たら乗らず、一度名指して終わる。それで足りる。
- 先に静まる。 明日が楽になる工夫より、今夜までの数時間を静かに過ごす。
- 頭の中で仕事を始めない。 休みの終わりに、先回りしない。
猫のワクチンも、連れて行く・待つ・帰る、という用事の大きさのまま行う。「ちゃんとできた自分」の証明や、連休を有意義に閉じる演出を後から積み上げない。用事は、用事の大きさのまま置く。
「本来の自分に還る」は、ここでは個性の再発見ではありません。困難の底に残っている一点の核に、内側から親しもうとする、今日分の一歩です。還れたかどうかは、今日は問わない。
今日の一行
険を信じる。しかし今日は大きく出ない。小さな得を完成としない。親しむなら、外の予定からではなく、内から。

