日筮検証:【風天小畜】上爻【水天需】

どうも、平尾です。
暑いですね。
少し前までは
「もうちょっと暖かくなってから……」
と、昼過ぎに散歩へ出ていたのですが、いまその調子で出ると大変ですよ。
今日はまだなんとかなりましたが、そろそろ道路が暑くなって犬が外を歩けなくなりそうです。
おや……この序文、とくに占いと関連付けるつもりはなかったのですが、よくよく考えると
「道路に蓄えられた(小畜)日中の熱が冷めるのを夕暮れまで待つ(需)」
と読めてしまいますね。
日が昇る前の涼しい時間?
いやいや、犬の散歩は休日のルーティンですぜ?
休みの日に、なんでわざわざ早起きしなくちゃあいけないんです?
そりゃ夕暮れまで待つしが方法はないでしょうがっ…!
断易のお勉強
今日はなにかを精力的にやろうという日ではなかったのですが、動画を見ながら出来ることがあるな、と思いつきました。
断易のお勉強です。
いや、俺がやるんじゃないです。
やるのはGeminiくん。
正直ね、断易とAIの相性がよすぎるんですわ。
なのでGeminiにしっかりと断易の学習をしてもらい、その恩恵にあずかろうかと。
そこで重要になってくるのが『納爻(なっこう)』です。
納甲とも書き、こちらのほうがむしろポピュラーなのかも?
詳しく説明すると長くなるので割愛しますが、この納爻というものが、断易の根幹を担うシステムです。
こいつが間違っていると、占断がすべて狂ってきます。
なので、ここはAI任せではなく人力でしっかりと確認が必要。
全六十四卦に納められたこの納爻を、ひとつひとつGeminiに出してもらい、それを手元の資料で間違いがないか確認していく、という地道な作業。
ですがこれなら、動画を適当に流しながらでもできるので、そこまで疲れることもありません。
やっていくと結構正確に出るのですが、たまに間違うことも。
「やっぱAIはアテにならんのぅ」
と思いつつ、修正を指示。
「もうしわけありませんでした」
と謝罪のうえ、素直に修正してくれるGeminiくん。
そうこうしている内に夜が来て、易の勉強会です。
それを終えて再び作業を再開。
また間違えるGeminiくん。
まったく、しょうがないヤツめ……と修正を指示しようとしたところで、ふと今日の勉強会で習ったことが早速頭をよぎりました。
序卦伝で見る
易の解説書『十翼(じゅうよく)』のひとつに『序卦伝(じょかでん)』というものがあります。
これは易経六十四卦の順序を説明したもの。
【乾為天】【坤為地】【水雷屯】……と始まり【水火既済】【火水未済】で終わる。
俺が日筮で使う『略筮法(りゃくぜいほう)』は、『変爻(へんこう)』が必ずひとつ出ます。
その『変爻』が出た部分が現在地で、そこから初爻→二爻→三爻→四爻……と、未来に向かって進んでいく、みたいに見ることが出来ます。
あるいはその部分の『陰陽』をひっくり返して別の卦へ進む、と見ることもでき、これが普段「変化の先は~」といっている『之卦(しか)』となります。
初爻から始まる『爻(こう)』は全部で六つ。
最上位が『上爻(じょうこう)』となります。
今日得た【風天小畜(ふうてんしょうちく)】の上爻は、最上位の陰陽をひっくり返す之卦で見ると【水天需(すいてんじゅ)】になります。
が、順番どおりに進むとみた場合、最上位の上爻がどう動くかについて、いままであまり考えておりませんでした。
それを、今日の易の勉強会で習ったのです。
「序卦伝に記された次の卦に進む」と。
これは新たな視点でした。
【風天小畜】の次は【天沢履(てんたくり)】
慎重に進むことを求められる卦です。
そのことに思い至り、Geminiの間違いを修正する手を止めたのでした。
少し蓄えた状態で、慎重に待つ
とりあえずネットを漁り、別の納爻を探したところ、Geminiの回答と同じものを見つけました。
これはもしや、流派などで違ってくるのか?
そう思い、とりあえずGeminiに問うてみたところ……。
「断易は厳格な数理によって構成されています。その数理に基づいて考える限り、お手元の資料に誤植があると思われます」
まじかー!
直せと言われれば素直に直すけど、聞けばちゃんと答えてくれるんだなぁ。
とはいえいまは慎重さを求められる【天沢履】のとき。
ネットで拾った納爻やGeminiの答えが正しいとも限りません。
納爻は断易システムの根幹を担うものであり、間違いは許されません。
ここはちゃんとした資料を手に入れるべきでしょう。

というわけで、この『近代五行 納甲表』を買うことにしました。
少々お高いですが、占い関連の資料・書籍にしてはむしろ安いと感じてしまいます。
一応Geminiくんに「これ買って検分するわ」と伝えたところ
「素晴らしいお考えです!」
とのこと。
うん、一次資料は大事だよね。
そんなわけで、今日はGeminiの内部資料を少し蓄え(小畜)、慎重に判断をし(履)、ひとまず信頼の置ける一次資料が来るのを待つ(需)ことにしたのでした。
ではまた明日!

